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のだめカンタービレ (5) (講談社コミックスキス (423巻)) 価格: 420円 レビュー評価:4.5 レビュー数:22 長く続く物語は、起承転結を繰り返しながら進行します。此の巻が、最初のヤマ場に当たるのではないかと思います。天才、美男子、のだめの憧れである千秋様が一つの頂上に達します。そのことが、天才にしか分からない天才ピアニストである、のだめを刺激し、次のステージに導くという展開です。そして、千秋様のかつての恋人も、突き放されることによって才能が開花してゆく、という本当にワクワクさせてくれるプロットですね。合間に存分にギャグやSオケの個性派のエピソードを加えてオーケストラの演奏のような厚みのある物語になっていると思います。面白いです。 |
のだめカンタービレ (10) (講談社コミックスKiss (505巻)) 価格: 420円 レビュー評価:5.0 レビュー数:44 いよいよ、世界に二人が羽ばたきます。音楽の世界では、コンクールで入賞するのが出世の近道と聞いていましたが、その様子がよくわかります。指揮者のコンクールというのは凄いですね。審査員も、相当なキャリアの持ち主でないと判断できかねるでしょう。音楽好きにはたまらないシーンが次々登場します。音楽あり、お笑いあり、ラブロマンスあり。最高に面白い作品です。さあ、次を早く読みましょう。 |
のだめカンタービレ (12) (講談社コミックスKiss (544巻)) 価格: 420円 レビュー評価:4.5 レビュー数:45 クラシック界の天才は、家庭環境に恵まれる場合が多いように思います。ビートルズのようなポピュラー音楽界の天才は、突如天から舞い降りたような印象を受けます。のだめの素質は、ビートルズの天才性に近いのかもしれないな、と思いながら読んでいます。型破りなピアノの才能。自分だけの力では育ちません。彼女の素質がどう開花するのか、今から期待しています。クラシック音楽を柔らかに格調を保って描くこの作品は本当に素晴らしいと思います
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ブラームス:交響曲第1番~のだめカンタービレ 価格: 2,800円 レビュー評価:3.0 レビュー数:60 ブラームスは、良くも悪しくもベートーベン・コンプレックスでした。古典派としてのバランスを大きく崩すことによって結果的にロマン派への扉を開いた交響曲として名高いあの『第九』の名声を凌ぐために、無用とも思える19年もの苦悶と推敲を重ねながら、ブラームスの第一交響曲はようやく完成したといわれています。
今、この交響曲を聴く我々は、当時ハンス・フォン・ビューローが語ったとされる「ベートーヴェンの第10交響曲」という評価がまったく的外れであることが分かります。どの声部もほぼ同等の比重で絡み合う重厚なポリフォニーが併走する魅力がブラ1の真骨頂であり、アンバランスと不協和音(?)に満ちたアヴァ |
こんなに近くで... 価格: 1,223円 レビュー評価:4.5 レビュー数:9 アニメ版「のだめカンタービレ」のエンディング・テーマとしてオンエアされたアッパー系R&Bチューン。ベートーベンの交響曲第七番第一楽章のメロディをフィーチャーしつつ、決してクラシカルに偏りすぎず、全体としてバウンシーなイメージを放つトラック・メイクが秀逸。男友達に恋をしてしまった女の子を主人公したリリックを、切なくもポップなメロディとともに描き出すボーカリゼーションも、彼女の持っているシンガーとしての奥深いポテンシャルをしっかりと証明している。ブラック・ミュージックのエッセンスとJ-POPとしての親しみやすさを両立させた佳曲といえるだろう。ストリングスには"のだめオーケストラ"も参加。(森朋之) |
for you・・・ 価格: 3,059円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 朝に活気づけとしても聴けるし、夜の癒し(チャージ)としても聴けるしという事。
今回は「日本」を基調にしたような気がする。
日本固有の侘び寂びと燃えたぎる火炎の様なポテンシャルを全面に押し出された、静と動の見事な融合。
ヴァイオリニスト・NAOTOは段々と進化しているのがひしひしと伝わる一枚。
咀嚼する度にまた違った味が出てくるので、喜怒哀楽のどの心情にも合うのだ。
最近の日本には益々元気がない。
そんな中、根本的な形は崩さず頑張っていこう |